2020.02.21 | ibukigoudou.info
本日は、仕事を休みにしております。その代わり次の祝日に仕事をします。
さて、日本の成年後見制度は、➀成年後見➁保佐➂補助と判断能力に応じて3類型にわかれています。
さらに成年後見人制度で財産管理が中心で身上監護については限られておりますが、ドイツは世話人と呼ばれる日本で言うところの後見人と同じような役割を果たす制度があります。
日本は3類型で区別しますが、ドイツで1類型しかありません。個々の人に対し、本人に必要な権限が付与され、必要なニーズに合わせるという形をとり、財産管理に限らず、生活支援や医療面についても幅広い支援を行い、身上監護が重視されます。
更に、世話制度を支える支援体制も確立し、司法、行政、民間と連携が取れており各機関が密接な連携と機能分掌に基づいて制度を運用しています。
身上監護中心であるべきという姿勢は日本も重視すべきだと思います。リーガルサポートプレス参照